Linux 版をダウンロード
The latest release of calibre is 8.10.0. What's new.
ディストリビューションが提供する calibre パッケージはバグが多い/古くなっていることが多いため、使用しないでください。代わりに、以下で説明するバイナリインストールを使用してください。
バイナリインストール
calibreでは全ての依存関係を内部に包含するバイナリインストーラを用意しています。 64ビット版IntelまたはARM互換マシンで動作します。 インストールまたはアップグレードするには、以下のコマンドを端末にコピー&ペーストしてリターンキーを押して実行してください。
ダウンロードの完了を待つ間に、 calibre の開発をサポートするための貢献をどうかご検討ください。

メモ
- 信頼できない証明書に関するエラーが発生するのは、コンピュータにルート証明書がインストールされていないため、インストーラを安全にダウンロードできないことを意味します。それでも続行したい場合は、次のように --no-check-certificate オプションを wget に渡します。
- インストーラを実行する前に、xdg-utils,、wget,、xz-utils、Pythonをインストールしておく必要があります。(訳者注:calibre8.9時点ではlibxcb-cursor0も必要)
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アンインストールするにはコマンド
sudo calibre-uninstall
を実行してください。またはインストールフォルダを単純に削除しても99%のファイルを削除できます。 - 端末から calibre を実行した時に Wayland に関するエラーが発生してcalibre が起動しない時は、 コマンド「
QT_QPA_PLATFORM=xcb calibre
」によりWaylandを使用しない方法でcalibreを起動してください。 - calibreの実行には、GLIBC 2.34以上、 libstdc++.so.6.0.30 (gcc 11.4.0付属)以上が必要です。
- 起動時にエラー「
Could not load the Qt platform plugin xcb
」が発生する時は、ibxcb-cursor0 か libxcb-xinerama0などのX11-XCB ライブラリが不足しています。「 here」を参照ください。 - サーバーマシンで libEGLが存在しない意味のエラーが発生した時は、libegl1 か libopengl0 などの OpenGLパッケージをインストールする必要がありそうです。
- calibreのインストールフォルダはデフォルト(/opt)より変更可能です。 上記の/optを、calibre を自動的にインストールしたいフォルダに変更します。
- 次のように、インストールフォルダ内のファイルにのみアクセスし、root として実行する必要がない「分離」インストールを実行することもできます:
以前のバージョンに戻す
次のようにして、以前の calibre のリリースをインストールできます: 上記の 4.23.0 の部分を、インストールしたいバージョンに変更してください。
手動バイナリインストール
以前の calibre のリリースに戻したい、あるいは calibre のアップグレードを手動でダウンロードしたい場合は、こちらからそのリリースの tarball をダウンロードします(必要に応じて 32 ビット版または64 ビット版を選択します)。/opt/calibre に calibre を置きたいものとすると、次のコマンドを実行し、必要に応じてパスを以下のcalibre-tarball.txz
に変更します。
ソースインストール
警告: calibreは非常に複雑なソフトウェアであり、厄介な依存関係がたくさんあります。ソースからのインストールは、すべて自己責任です。バグレポートを開いたり、何らかの形でのサポートを期待したりしないでください。こうして確かに警告されたことを、どうかお忘れなく。
それでもソースからインストールするのであれば、続きをお読みください:
- システムに Python3 がインストールされていることを確認してください。
- 以下にリストされているさまざまな依存関係をインストールします
- ターミナルで次のコマンドを実行します: