calibre 7.0 の新機能

calibre ユーザーの皆様、お帰りなさい。calibre 6.0 から1年振りです。目玉の新機能は 著者、シリーズ、タグなどの注釈 です。これで、calibre はリンク、画像、リッチフォーマットテキストと一緒に注釈を著者、シリーズ、発行者毎に保存できます。この注釈は検索やブラウズ、リンク設定できて、単独のHTMLファイルとしてエクスポートも可能です。

新しい 注釈 機能を使うには、著者またはタグ上で右クリック (macOSでは Ctrl+click ) をタグブラウザ で行うか、または 本の詳細 パネルから 注釈の編集 を行ってください。

  • カテゴリー注釈

    著者、発行者、シリーズなどに関連するをcalibreライブラリに保存できます。注釈を保存するには、タグブラウザまたは本の詳細パネルで著者名またはタグ名を右クリック(macOSの場合はCtrl+クリック)し、注釈の編集を選択します。注釈を作成すると、本の詳細パネルで名前の横に小さな鉛筆アイコンが表示されます。この鉛筆アイコンをクリックすると、注釈が表示されます。

    キーボードショートカットCtrl+Shift+N を押すか、Browse notesツールを環境設定 -> ツールバー&メニューから追加して使用すると、ライブラリ内のすべての注釈を参照および検索できます

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  • 電子書籍ビューア中のオーディオEPUB書籍

    calibreは、 "オーディオ EPUB" といわれる書籍のサポートを開始しました。通常は、これらは事前に録音された音声でテキストを読み上げる書籍です。このような書籍のサンプルは、Read Beyond booksから無料でダウンロードできます。このような書籍を読む際、ビューアの 読み上げ ボタンをクリックすると、書籍に埋め込まれた音声が自動的にテキストを読み上げ、現在読んでいる文がマークされ、読み上げの進行状況が表示されます。特許取得済みのコーデックの問題により、Linuxでは動作しない可能性がありますが、WindowsとmacOSでは動作します。

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  • 本に関連する追加データファイルを保存

    calibreで長らく要望の多かった機能の一つに、本に関連付けられた *データ* ファイルを保存し、calibreが自動的に管理する機能があります。これがついに実現しました。書籍に追加のデータファイルを追加するには、本を選択し、本を追加 ボタンを右クリックし、 選択した本にデータファイルを追加 を選択します。また、 書誌の編集 ボタンを右クリックし、 データファイルの管理 を選択することでもデータファイルを管理できます。データファイルは、書籍フォルダ内のデータ サブフォルダに保存される単純なファイルです。このようなファイルの一般的な用途としては、別の表紙や補足資料の保存などがあります。

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  • calibre 独自のプライベートなゴミ箱

    calibreは、オペレーティングシステムのゴミ箱ではなく、専用のゴミ箱を搭載しました。これにより、本の削除をワンクリックで元に戻し、すべてのファイルとメタデータを自動的に復元できるようになりました。本を削除すると、calibreは数秒間、削除を元に戻すためのポップアップをひっそりと表示します。また、本を削除ボタンを右クリックし、最近削除した本を復元を選択することで、最近削除した本を一覧表示することもできます。

    最初

今こそ、エネルギーと熱意を惜しみなく注いでくれた calibre コミュニティの皆さんに、心からの感謝を申し上げるに相応しい時です。皆さんの貢献がなければ、上記の機能の多くは日の光を見なかったでしょう。

これらの機能の多くは、実際には6.xシリーズの途中で導入されたものであることに注意してください。このドキュメントでは、6.0と比較して新しい機能について説明します。

以前の主要なcalibre リリースの新機能をご覧ください: 6.0, 5.0, 4.0, 3.0, 2.0, 1.0, 0.9, 0.8, 0.7.

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